現在、約76万人(2022年6月末)の中国人の方が在留資格をもって日本で生活をしていて、国籍別では第一位となっています。また長年日本で暮らしていると日本国籍の取得を目指す方も多く、毎年2,000人から3,000人の中国人の方が帰化の許可をうけています。国籍別の帰化許可者数でみると、日本生まれの方が比較的多い韓国・朝鮮籍に次いで中国は2位となっています。日本で生活している中国人数が多いことももちろん理由の一つですが、帰化する条件の一つである「日本語能力」は母国で漢字を使っていることから、日本語を習得することが他の国籍の方に比べて比較的容易、ということも挙げられるでしょう。
中国籍の方が日本国籍を取得する場合、気をつけなくてはいけないのは本国から取り寄せる書類です。本国から取り寄せる書類は国籍によってそれぞれですが、中国の方の場合についてご紹介します。
必要書類(中国から取り寄せる書類)
◆帰化する人(申請人)の出生公証書
日本で生まれた方は中国で取得できません。生まれた場所の役所から「出生届書記載事項証明書」を取得します。
◆親族関係公証書
申請人・両親・兄弟姉妹の記載があるものを取得します。
◆申請人と両親の結婚公証書
中国人同士で結婚をして在日中国大使館で手続きをした場合は、在日中国大使館で発行された結婚証のコピーを用意します。
◆離婚公証書
両親または申請人が離婚している場合に必要です。
◆死亡公証書
親または兄弟姉妹が亡くなっている場合に必要です。
◆中国国籍自動喪失の領事証明(旧:国籍証明書)
日本国籍取得と同時に中国籍を喪失する証明書です。駐日中国大使館領事部で取得します。
以上が一般的に必要な書類ですが、申請人の方の状況によって法務局から追加で書類を求められることもあります。
中国から書類を取り寄せる方法
中国の公証処というところで取得します。中国にいるご家族に代理で取得してもらい、国際郵便で日本に送ってもらうのが一般的です。代理で取得できるご家族がいらっしゃらない場合、現地の弁護士等に依頼することも可能です。代理で取得するには、委任状等が必要ですので、取得予定の公証処にあらかじめ問い合わせていただくとよいでしょう。
中国語で書かれた書類は全て日本語に翻訳する必要があります。公証処で取得した公証書は日本語訳をつけてもらうことも可能です(要手数料)。取得する公証処に問い合わせてみましょう。当事務所に帰化申請をご依頼いただく場合は翻訳会社に別途依頼することも可能ですので、スムーズに準備をすすめることが可能です(翻訳料については実費をご負担いただきます)
中国人の方で帰化申請をお考えの方は、是非当事務所にご相談ください。
当事務所の帰化申請サービス内容と料金については
こちらをクリック
↓↓↓
帰化申請でお困りの事はございませんか?
日本国籍取りたいでも何からはじめていいかわからない、帰化申請は大変と聞いて不安、忙しくて調べる時間も問い合わせる時間もあまりとれない等、まずはお気軽にご相談をおまちしております。
お問い合わせはこちらから
◎初回相談無料◎
お問い合わせフォーム・メール・LINEで
ご相談可能です。
お気軽にご相談ください!