フィリピン国籍の方が日本国籍を取得する場合、気をつけなくてはいけないのは本国から取り寄せる書類です。またフィリピンには国籍証明書が存在しませんので、その点でも他の国籍の方とは異なる点もあります。

必要書類(フィリピンから取り寄せる書類)

◆帰化する人(申請人)の出生証明(アポスティーユ付き)
 フィリピンには国籍証明書がありませんので、こちらが国籍証明のかわりとなります。アポスティーユという、フィリピン外務省が認証したという証明書をつける必要があります。発行する際に、「アポスティーユ付き」でとお願いすればつけることができます。
 国籍証明書がありませんので、申請人の方は有効なパスポートが必要です。有効期限が切れている場合にはフィリピン大使館で発行の手続きを行いましょう。

◆申請人の兄弟姉妹の出生証明書

※申請人または兄弟姉妹が日本で出生している場合には、日本の役所で出生届出書記載事項証明書を取得します

◆両親と申請人の結婚証明書
 申請人が結婚している場合は申請人の結婚証明書も必要です。 

◆死亡証明書
 父または母が亡くなっている場合に必要です。

 以上が一般的に必要な書類ですが、申請人の方の状況によって法務局から追加で書類を求められることもあります。法務局の指示に従いましょう。

フィリピンから書類を取り寄せる方法

上記の書類は、フィリピンの国家統計局(Philippine Statistics Authority-PSA)というところで取得することができます。フィリピンにいるご家族に代理で取得してもらい日本に郵送してもらう方法が一般的です。日本にあるフィリピン大使館では発行できませんので、ご注意ください。またウェブサイトからオンラインで取得することも可能です。(PSAデリバリーサービス

本国から取り寄せた書類はすべて日本語に翻訳が必要です。氏名や生年月日などの事項だけでなく、細かい注意書など、書類上の英語はすべて翻訳をしなくてはなりません。
フィリピンの書類は通常英語で作成されており、当事務所では本国書類の翻訳(英語)も承っておりますので、帰化申請をご依頼いただいてそのまま翻訳までスムーズに準備をすすめることが可能です。フィリピン人の方で、帰化申請をお考えの方は是非当事務所にご相談ください。

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